【募集】『ユネスコ・教育を再考する』翻訳刊行記念シンポジウム@島根大学

 3月にオンラインのシンポジウムが開催されましたが、対面実施として島根大学教育学部で5/20にシンポジウムを開催します。

〔内容〕 “Rethinking Education”の訳者たちと一緒に考えてみませんか 2015年に刊行された“Rethinking Education”。2023年の“今”、翻訳して世に問うことの必要性と、なぜ後出の2021年報告書ではなく2015年刊行の本書からなのか、それらのちがいと、そこに立ち戻る意義をディスカッションします。教育の「何を“再考”するのか」――〈過去に対する現在〉と〈未来に向けた現在〉の二方向の〈再考〉を意図したシンポジウムです。登壇者たち自身が対話的な形を示し、「未来に向けてどうあり“たい”、どう“したい”のか」を思考するプロジェクトとして「どうある“べき”か」ではなく「どうあり“たい”か」を問い合う場を想定し、「新たなディスコースの創造とその参照軸」をみなさんと一緒に考えます。

司 会  深見俊崇 (島根大学)
①”Rethinking Education”が日本の文脈においてなぜ重要なのか 百合田真樹人(教職員支援機構)・森 久佳(京都女子大学) “Rethinking Education”(およびその後継)をグローバルな教育政策および研究の議論の文脈に位置づけて紹介経済的功利性のカウンターディスコースに人間主義を位置づける国際的なプロジェクトの動向を示します。 そして、ユネスコ(および OECD )での意見交換ないし、国際調査研究に参画した経験を経て、教師教育に携わる者として〈これまで〉の研究視点や教育観に生じた変化やその働きをふまえ〈これから〉を提起します。
②ディスカッション 香川奈緒美(島根大学)・深見俊崇(島根大学) 『ユネスコ・教育を再考する』からテーマを設定し、参加者のみなさんとディスカッションを行います。
③クロージングセッション 矢野博之(大妻女子大学)・荒巻恵子(帝京大学)・金井香里(武蔵大学) ディスカッションを踏まえ、今後検討すべき視点を整理・再確認します。

※なお、翻訳書の内容をふまえてのシンポジウムとなりますが、必読ではありません。 お気軽にご参加ください。

申込については、以下のリンクから行って下さい。

https://forms.gle/spqSzWjjuueWBhDEA

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