本来であれば、前週に教員免許状更新講習の教材等の提出せねばならなかった。だが、成績対応に追われていたため、更新講習のオンデマンド教材作成を伸ばしてもらっていた。しかし、動画の最終提出締切がこの日となっていた。
昨年度に引き続き、対面ではなくオンデマンド対応となったが、ほぼ全て教材を作り直した。昨年度受講者の評価から教育評価の歴史に関する部分が特に課題となっていたためである。最終的には、以下のような4コマ分の講習となった。
・第1回:教育評価の意義と教育評価の歴史的変遷
教育評価の定義を確認しつつ、なぜ教育評価を行わねばならないのかを3つの視点から説明した。教育評価の歴史的変遷については、戦後新教育から目標に準拠した評価の導入までの流れを社会的背景と教育政策と関連させながら確認していった。
・第2回:評価方法の多様性①
5W1Hの観点で評価として押さえるべきことを具体的に確認していった。
・第3回:教育評価の多様性②
評価の大きな捉え直しにつながった「真正の評価」が登場してきた背景を押さえつつ、それが意味するものを具体例を交えながら解説した。そして、真正の評価を巡る評価方法から登場してきたポートフォリオ評価とパフォーマンス評価(特にルーブリック)を押さえていった。
・第4回:新しい学習指導要領における評価のあり方/諸外国における評価のあり方
資質・能力を巡る諸外国の議論を概観しつつ、21世紀型スキルに焦点化し、その内容を確認した。諸外国の議論を踏まえ、改訂されたのが2017年小・中学校学習指導要領であり、改めて主体的・対話的で深い学び、そしてカリキュラム・マネジメントを取り上げた。
最後に、諸外国におけるカリキュラムの考え方の変化、High Tech Highの実践例から日本の評価のあり方そのものを再考することが求められていることを提起して締めくくった。
