11/10の午後から附属幼稚園の公開研究会が開催された。約30名の参加者を迎えることができた。今年度の研究テーマは、『遊び込む子どもを育てる―『自分らしい探究』を見取り,遊びの満足感を高める援助のあり方を探る―」となっている。天候にも恵まれ、公開保育では「自分らしい探究」を様々な場面で見ることができた。
研究提案の後、4つのグループに分かれて保育協議を行った。時間は限られたが、保育を通して得られたことを相互に確認できる重要な機会となっただろう。
最後に共同研究者3名から本日の保育を踏まえての指導助言を行った。私は、「『自分らしい探究』の理論的検討」と題して、津森真(1997)や「自己表現」に関する研究から押さえるべきポイントを確認した。そして、11/1の保育を踏まえつつ、遊びにおける自己表現が豊かになる視点として、「集団」が基盤となること、環境構成が「自分らしい探究」を大きく左右すること、「自分らしい探究」につながるような保育者の援助(介入)が不可欠となることを再確認した。
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