JAET全国大会(富山)~日本教育方法学会全国大会(岩手大学)(10/9-11)

富山で開催されたJAET全国大会(10/9-10)に参加したが、移動の関係で午後からの参加となった。
開会行事・基調講演・シンポジウムと続いた。基調講演では、富山の日常的なICT活用の浸透については学ぶべき点が多くあった。
だが、その後のシンポジウムでは違和感を感じる部分が度々あった。それは、ICT活用に関する先進校での話のことであったが、いずれも一斉授業においていかに提示するかに焦点が置かれていた。
一斉授業として成立させるために「見せる」ことは大事であるし、学習規律ももちろん大事だ。
しかし、登壇者である木原先生@大阪教育大学が示した”innovation”の視点から見れば、このような取り組み方ではない方向が本来目指されるべきなのだろうと考えられる。
おそらく諸外国におけるICT活用と日本におけるそれとは相当異なる指向性を持つものだと改めて考えさせられた。

2日目は、午前中の研究発表から参加し、その後半は座長を務めた。
午後は、理事として理事会に出席した。引き続き、ワークショップにも参加したが、新幹線の時間があったので前半のみで退出した。
北陸新幹線かがやきにて富山―大宮、東北新幹線はやぶさにて大宮―盛岡の移動となった。

10/11の日本教育方法学会全国大会2日目午前の自由研究発表では、主担当の発表、共同研究の分担者となったものが連続した。
・深見俊崇・木原俊行・小柳和喜雄・森久佳・島田希・廣瀬真琴・宮橋小百合「教師の感情研究と教師教育における諸概念との関係性」
・廣瀬真琴・森久佳・木原俊行・深見俊崇・宮橋小百合「Instructional Roundsの我が国への導入可能性に関する検討」

自身の発表については、教師の感情研究の動向を踏まえた上で、教師の感情と教師教育における諸概念(identity, well-being, resilience, commitment, agency)とを結ぶ研究を整理し、モデル化を図った。
フロアの評価は読み切れない部分があったが、共同研究者の先生方からは評価して頂いたので何よりである。
引き続き、Instructional Roundsに関して行われた共同研究の発表も試行実践から成果と課題の評価まで大変良い形にまとめてもらったと思う。

午後からは課題研究「教師の〈実践知〉と教師教育の課題」に参加した。内容としては、木原先生@大阪教育大学「専門的な共同体のネットワーク化がもたらす教師の実践知の再構築」、庄井先生@北海道教育大学「擾乱のナラティブから高度実践構想力へ-教師への育ちを支える教育方法学の役割-」というものであった。登壇者2名からの発表は大変わかりやすく考えることがたくさんあった。その後には、自由質疑となったので論点がズレてしまうところが見られ、少しもったいない印象を感じざるを得なかった。

その日のうちに、花巻空港から伊丹空港へ移動し、翌日伊丹空港から出雲空港へ戻る形をとったので今回は非常に長旅となった。

2015-10-09 13.05.36
2015-10-11 11.01.16

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