SCoTENS Conferenceへの参加(Limerick, Ireland; 10/15-16)

10/15-16にアイルランドで開催されたSCoTENS Conferenceへ参加した。SCoTENS Conferenceとは、アイルランドの大学教員、学校関係者、教育関係者が毎年開催している教師教育に関する会議である。今年のテーマが”Teacher education for social justice”であったことから様々な負担もあったが参加することを決断した。

旅費を圧縮するためにEmirates航空を利用したため、10/13の夜出雲空港-伊丹空港-関西空港へ移動し、Dubai経由で現地Dublinには10/14の12時頃到着した。
その後、Dublinで観光した後、夕方に開催地であるLimerickへバスで移動した。
10/15は、夕方から会議が開催されたため、午前中~午後はLimerick市内を観光した。

開会挨拶の後、登壇したのは北アイルランド教育大臣だった。social justiceとそれを行うための教師の力量形成の重要性を語った後、予算的支援・プログラムの設定について語っていたが、この点で本当に日本と世界の違いを感じた。
続いて、Katherine Lynch女史によるKeynote Speechであった。社会的変化(新自由主義・市場主義・新管理主義・反知性主義)を中心にsocial justiceが求められる背景と課題を確認しながら、根本的問題となる”knowing”についての解説がなされた。

その後、レセプションが開かれたが、唯一のアジアからの参加者だったこともあり、主催者数名からは大変歓迎された。
早々に帰るつもりだったが、今回の会議をマネージしていた副会長にも紹介してもらい、conference dinnerも是非参加してほしいと招待された。
さらにDinner終了後の22時半から30分間、keynote speakerであったLynch先生とディスカッションの機会を設定して頂いた。
日本における”social justice”に関するディスコース不在の問題、教育における目的意識の問題、教科書検定・採択制度の問題、など色々議論させて頂いた。

翌日は、9時からの研究費獲得に関するセミナーから参加した。よく見るとOptionalとなっていたのことに気づかなかった。世界は違えど同じ観点が大事なのだと気づくことができたのは収穫だった。
その後、Panel Discussionと特別支援とリテラシーに関するワークショップに参加した。
ランチでは、会の中心的な役割を担う人が声を掛けてくれたので相席させて頂いた。この中では今後につなげる話ができた。
午後からは、第二言語としての英語学習支援にワークショップに参加した。

そして、今回の1つの目玉であるZeichnerのKeynote Speechへ。Social Justiceを目指した教師教育の3段階(1.0, 2.0, 3.0)について、自身の研究・実践、アメリカにおける社会状況と絡めながらの内容だった。
日本ではどう考えても1.0すら言っていないと思いながらも、目指すべき世界のあり方を考えることができたのは本当に貴重な機会となった。
もう一点は、現在68歳であるが、今なお新しい研究・実践を目指し、熱く語る姿に感動を覚えた。

本会議の締めくくりは、アイルランド教育大臣による講演。こちらも教師教育や教育実践におけるSocial Justiceの重要性、そして北・南のCross borderの意義について語るものだった。
朝のPanel Disccussion、そしてKeynoteの前後で話をしていた英国の方と今後につながる話をした上で、Dublin空港に向けて出発した。

22時頃にDublinを出発し、10/13の8時頃にDubaiに到着した。日本に向けての出発が、10/14の3時だったため、一旦空港を出てDubai観光とホテルで睡眠をとった。
出発後、関西空港に到着が17時過ぎ、18時前にJRで移動を開始し、新大阪-岡山-松江と乗り継いで到着は22時半過ぎとなった。

2015-10-16 08.44.20a

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