(9/30)日本教育工学会第34回全国大会2日目

 朝一はポスターセッションからスタートし、引き続き、口頭発表のセッションとなったが、 授業研究と教師教育のセッションそれぞれ半分ずつに参加した。吉崎先生@日本女子大学の理論と実践の関係、三宅先生@関西大学の総合的な学習の時間に関する研究が面白かった。三宅先生とは終わってから少しディスカッションができた。

 お昼休みは広報委員会に出席した。HPのリニューアル、メールによる情報の配信のあり方について協議されたが、ポジティブな貢献を果たしただろう。

  続いて、全体会へ。表彰では、研究奨励賞3名、論文賞2名の登壇があった。全員知り合いだったのだが、特に、学部同期の松河君@東北大学、修士論文の研究に協力したことがある大山さん@大阪大学の受賞は嬉しかった。

 それからシンポジウムと続いた。「EdTech:未来の教育を創る教育工学」と題したものであるが、全体的な話題よりも、斎藤先生@星槎大学の議論で考えるべきだいうのが実感である。 UNESCOの情報関連部会に日本の代表として参加されている斎藤先生は、”equity”や”empowerment”を基盤とした、デジタル社会における”Digital Agency”の重要性を報告された。なお、国際的なディスコースはこれが基盤となっていると理解した方がよい。その他の登壇者からは、残念ながら「公教育」(≠学校教育)の理念が読み取れなかった。

 大会スケジュールの最後は懇親会。昨年度島根大会では台風のため中止となり、その際の日本酒約10本を置いて頂いた。
 島根の地酒も宮城の地酒も美味しく頂いた。色々話すことができたが、特に登壇者だった斎藤先生とはじっくりお話しすることができた。途中から美馬先生@はこだて未来大も合流していただき、基盤となる理念のあり方についてのディスカッションができた。

 終了後、「ワカモノの会」に出席した。今年度は、座席に座ったメンバーのつながりを書き出すというワークショップ的な内容を組み込んだものだったが、それがあって話が盛り上がった。

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