6/22・23に京都大学で開催されたカリキュラム学会に参加した。学会参加は2回目となるが、今年度会員となっての参加となった。
6/22の午前中は、課題研究「実践をつくるカリキュラム・マネジメント」に参加した。2校の事例と田村先生@大阪教育大学による研究者の関わりについての3つの話題であった。
午後からの自由研究発表では、前半と後半2会場で発表を聞いた後、基調講演と公開シンポジウムに出席した。
基調講演では、ロイス・サドラー氏の大学での実践を中心に話題が展開された。評価研究者にカリキュラムの話題を話すように求めるのも難しいことなのかもしれないが、ルーブリックを用いず、教員・学生が相互にレポートの基準を決めるアプローチについては面白かった。
当初、懇親会に行く予定にはしていなかったが、共同研究者の皆様が行く流れで懇親会に出席した。なかなか顔見知りも少ないので、数名の先生をご紹介頂き、ご挨拶をさせて頂いた。
6/22の午前中の自由研究発表では、以下の内容で共同研究の発表を行った。
研究開発学校におけるカリキュラム開発の経験
―教師のprofessional capital形成に注目して―
○ 矢野裕俊(武庫川女子大学)
○ 田村知子(大阪教育大学)
○ 森久佳(大阪市立大学)
○ 深見俊崇(島根大学)
○ 廣瀬真琴(鹿児島大学)
小柳和喜雄(奈良教育大学)
木原 俊行(大阪教育大学)
共同研究50分の時間で5名の登壇者がそれぞれのパートについて説明した。私は、テーマである専門職資本について、ビジネス資本との対比、専門職資本の構成要素について紹介した。発表に関する事前の打ち合わせは当日少し行ったぐらいだったがよい形で発表できた(資料の作成段階での共同の成果)。
飛行機の関係で午後の会には出席せず、そのまま京都駅に向かい、バスで伊丹空港に向かった。