(2019.7.5) ISATT2019 4日目~移動

 ISATT2019最終日の朝は、Oral sessionからスタートした。フィンランドにおける若手教師が抱える”tension”について1年目と2年目を比較する研究、”critical friend”との関わりと変化についてのself-studyの2件を聞くことができた。前者についてはその後のCoffee breakで少しお話しを伺い、過去自分の取り組んだ研究についても情報提供させて頂く話ができた。後者については、そのようなマインドをいかに持てるようになるかを”養成する”という話で質問してみたが、そうではなく対話の”スペース”が重要ではないかとの話になった。

 飛行機の関係で大会の最後は、Keynote Speechだった。児童・生徒の多様性に教育がアプローチしきれていない問題点を押さえてから、ニュージーランドで取り組んできたアプローチについて調査結果を踏まえながら紹介した。児童・生徒のケアを基盤とした文脈、児童・生徒との協働創出や権力関係を共有するアプローチ、そして成果のモニタリングという3つの基盤は非常に学ぶべきところが多かった。

 13時半頃には空港に到着し、ウィーンには夕方に無事到着した。翌日にヘルシンキ経由で日本に帰国する予定だったので、ウィーンの夜を楽しむことができた。市内を回るのに加えて、観光客向けのコンサートにも行くことができた。

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