(2019.10.18) 第45回全日本教育工学協議会全国大会 島根大会 第1日目

 第45回全日本教育工学協議会全国大会(JAET全国大会)の当日をいよいよ迎えた。

 私も授業公開校である木次中学校にバスで移動した。会場校までのバス移動については各校行きのバスとも非常にスムーズに進むことができた。

 木次中学校では、校長からの挨拶、研究の方向性についての確認があった後、数学・理科・国語の3つの授業が公開された。どの授業も盛況であり、それぞれの授業では課題がありながらも提案性のある授業を実現できた。紹介記事についてはこちら

・数学科:携帯電話料金プランの比較という題材で一次関数を学ぶという題材の工夫、そして各端末で作成したグラフを共有するというICT活用の工夫が見られた。
・国語科:奥の細道の題材から旅プランを各ペアで作成し、それをグループで検討し、さらに表現を吟味するという内容であった。
・理科:放射線に関する問いを個人、グループで生み出していくという活動であり、そもそも問いから設定するという点で授業観の転換が見られる授業であった。

 午後からのパネルディスカッションの準備もあり、部分的にしか見られなかったが、それぞれの授業協議も非常に熱心に取り組まれていた。
 全体的に見て成功と言える授業公開になり指導助言者として一安心であった。

 木次中学校で昼食をとってから主会場である島根県民会館へ他の参加者と共にバスで移動した。大雨の中だったが、復路もスムーズであった。
 パネルディスカッションの控室では、その他の公開校の状況を指導助言者から伺った。いずれの学校とも充実した形で終わることができたようで何よりであった。

 開会行事では、主催者挨拶を、そして引き続きのパネルディスカッションではコーディネーターを担当した。開会行事が20分押したことで、パネルディスカッションでは時間調整に追われることになった。
 事前に指導助言者に依頼していた各校の実践報告の時間は確保し、趣旨説明とディスカッションの部分を調整し、何とか上手くまとめることができた。
 各校の実践がそれぞれ光るものだったこと、ディスカッションでもそれぞれの登壇者がポイントを発信してもらったことで非常に良いかたちで締めくくることができた。

 企業展示を回ってから、懇親会会場に向かった。230名の参加者となったため、当日受付を断らざるを得なかったことが残念であった。会自体は最後まで食べ物があり、飲み物も地酒をきちんと振る舞える形になり、会場校としては大成功の懇親会だったと言える。恒例の出し物も皆さんに楽しんで頂けた。

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