本日は、くにびきメッセにて教員免許状更新講習「教育評価の新たな地平」であった。他の講習と重なってか16名と少ない受講者だった。
主な講習内容は以下の通りである。
1コマ:教育評価の捉え方と歴史的変遷、5W1Hの視点
何のために評価を行うのか(Why)、相対評価と絶対評価、明治期から現在に至るまでの評価(How&What)を概説した。
2コマ:評価方法の多様性①
評価をデザインする視点(When, Where, How)を押さえた上で、ある実践VTRから評価を読み取る課題に取り組んだ。そして、評価方法に関する視点として「真正の評価」の背景を確認した。
3コマ:評価方法の多様性②
パフォーマンス評価の説明を行った上で、ある児童の課題をルーブリックで評価・協議する課題と、ある場面でのルーブリックの作成課題に取り組んだ。
4コマ:「主体的・対話的で深い学び」に関する評価
各国の教育改革、新しい学習指導要領の方向性を確認した。その上で、事前課題で取り組んでいた「主体的・対話的で深い学び」に関する実践と評価を本日の講習内容を基に修正する活動を行い、それを校種ごとのグループに分かれて共有・議論する活動に取り組んだ。
試験:40分
人数は少なかったが、充実した内容にはなっただろう。安定した内容で数年続けているので、そろそろ見直してもよいかもしれない。ただ、この基本がなかなかできていない現場が多いので、学ぶ機会は保障せねばならないというのも感じているところである。
