(2019.11.9-10) 翻訳プロジェクト for WERA2019ダイジェスト版

 11/9には日本教師教育学会の理事会前に8月に行われたWERAのシンポジウムのダイジェスト版を、11/10には日本教師教育学会主催の研究会を行うことになり、そのサポートメンバーとして出席した。

 11/9のダイジェスト版は、1時間予定のところ、その前の会がずれ込んだこともあり、50分弱の時間となった。矢野先生@大妻女子大学から趣旨説明があり、森さん@大阪市立大学から当日の議論の方向性、香川さん@島根大学からはWellbeingを巡る日本の課題について話題提供して頂いた。
 それから、インクルーシブとダイバーシティについては矢野先生からポイントを紹介して頂き、私は”Rethinking Education”の翻訳に関する進行状況とキーワードを巡る論点整理の状況を報告した。
 ディスカッションが短かったこともあったが、理事からは今後検討すべき点の提示や取り組みについての評価を頂いた。

 11/10の研究会については、11時に集合して午後からの打ち合わせ、今後の流れについて確認し合った。
 12時半からの会については直前にSNSでアナウンスしてみたが、全員で11名と少数だった。その情報をキャッチして頂いた方にも数名来て頂いたようだ。
 翻訳プロジェクトのこれまでの取り組み、WERAシンポジウムの趣旨説明を矢野先生と森さんから行ってもらった後、Wellbeing(香川さん)、Inclusiveness(荒巻さん@帝京大学)、Diversity(金井さん@武蔵大学)の3つのテーマに関する論点を概説してもらった。
 その後、約1時間ほどディスカッションを行った。コアメンバー以外の方から論点や疑問点等を挙げて頂いた上で、2つのグループに分かれてグループディスカッションを行った。
 各グループ異なる話題で進んでいたようだが、非常に密な議論ができた。
 このような対話の場が”Rethinking Education”の趣旨であるが、前提としてのテーマを考える基盤を学ぶ機会が必要になる。翻訳としての出版はその重要な役割を担っていることは間違いないと思った。

 終了後、翻訳作業に関する打ち合わせを1時間程度行った。スケジュールに関するいくつかの提案を行ってからフライトの関係で中座させて頂いた。

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