10/31は、ゼミプロジェクトとしてこれまで準備を進めてきたオンラインワークショップ「探究的な学習の可能性」を開催した。ゼミ生6人のうち、対面チーム3人、オンラインチーム3人という形で進めた。事前申込者の全員ではなかったが15人に参加して頂いた。全体のコーディネートについては私が行ったが、発表、グループ活動については全てゼミ生が担当した。
前半のプログラムとしては、OECD 2030におけるコンピテンシーとエージェンシー、「真正の評価」の考え方と実践といった海外の考え方を概説した上で、総合的な学習の時間の可能性と課題について確認した。グループトークでは、ブレイクアウトルームに分かれて話題提供から相互に考えたことを共有していった。
プログラムの後半では、海外における探究的な学習のプロセスを押さえた上で、米国における探究的な学習の実践例を2つ紹介した。それらを踏まえた上で、グループワークでは探究的な学習に関するテーマをグループで検討してもらい、出口(最終舞台の設計)と入口(探究者としての役割設定や導入の工夫)、そしてそのテーマを通じて各教科等の内容をいかに学ぶかということを構想してもらった。 グループによってはゼミ生がハンドリングできることを超えた形になってしまったようだが、その他については概ね問題なく進められることができた。
JAET全国大会までまだプロジェクトの活動は続くが、ひとまず大きな舞台を乗り越えることはできた。