(2022.07/18) 日本教育工学会重点活動領域 学習評価部会第2回研究会

 7/18の16時から日本教育工学会重点活動領域の学習評価部会第2回研究会をZoomで開催した。スケジュール確定がギリギリとなったため、対外的なアナウンスが十分できない形となった。

 鳴門教育大学の泰山裕先生から「初等教育における学習評価と研究シーズ」をテーマに2つの事例を主に紹介して頂いた。まず、教科ごとの学びをつなぐ学習評価として、思考スキルの転移を促すポートフォリオの活用についてであり、3年生と6年生の比較によって共通点と差異点が見られることが明らかとなった。続いては、思考力等を評価するための評価問題の作成であり、思考ツールの活用と文章での説明とを比較することによってある程度児童の課題を類型化することができることが示唆された。

 ディスカッションでは、教科等の深い理解をいかに考えるか、教科内容と切り離した「汎用性」というものが考えられるか等、少数ではあったが充実した内容となった。

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