(2023.03.25-26) 日本教育工学会2023年春季全国大会

 3/24、25は、東京学芸大学で開催された日本教育工学会2023年春季全国大会に参加した。前日に東京入りし、学習評価部会の準備を進めていた。

 初日は、午前中に発表を聞いてから、12時から会員控室で学習評価部会のメンバーで打ち合わせを行った(3/15に登壇者でのミーティングを実施済)。午後の発表を4件聞いてから、早めに会場に向かった。

 15時半から17時まで重点活動領域セッションの学習評価部会のパートが開催された。当初人数が少ないかもと危惧していたが、44名(部会メンバー、重点活動領域関係者含む)の参加者となり、大変盛況であった。
 まず、学習評価部会の概要について説明した後、泰山先生@鳴門教育大学から「教科等横断的な資質・能力の育成・評価手法の検討」について話題提供して頂いた。資質・能力を可視化できる形に具体化し、それらをつなぐアプローチであった。泰山先生の話題提供を踏まえ、Jamboardを用いてグループ協議を行った(9グループ)。
 後半は、私が学習評価部会として開催した5回研究会の概要を紹介し、そこから「そもそも何を評価するかの方向性を確認した上で,評価のデザインを事前に検討すること」「授業等でいかなる学習が生起するかを構想した上で,学習プロセスからデータを収集するための方法を検討すること」「CBTやLA等のテクノロジを組み込んで学習評価を再検討すること」の展望を確認した。
 その視点を踏まえて、今後どのような点を学習評価において考えるべきかについてGoogle Formを用いて個人の考えを入力してもらい、その後短時間、グループで共有する活動を行った。
 最後に、大浦先生@東京理科大学、益川先生@聖心女子大学から、Google Formの入力内容を基にクロージングの話題提供を行って頂いた。

 2日目は、午前中数件の発表を聞き、質疑応答を行った。
 午後からは、代議員総会、全体会、SIGセッション、シンポジウムと続いた。 飛行機の関係で、シンポジウムの途中16時頃に中座することになったが、YouTube Liveの配信を音声で聞きながら空港に向かった。

 発表や様々な企画が大会としての最重要事項ではあるが、様々な方と立ち話や近況を語り合う機会を持つことができ、やはり対面の会はよいなと思う2日間だった。

 

カテゴリー: プロジェクト関連情報, 研究関連情報 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください