2/17の午前中、くにびきメッセにて、シンポジウム「これからの教師の主体的な学びについて共に考える―地方国立大学による研修機会の創出―」が開催された。今年度、文部科学省「教員研修の高度化に資するモデル開発事業」について、「バランスの取れた資質能⼒を向上する教師の学びのモデルの確⽴―地⽅圏に所在する⼤学による研修機会の創出―」というテーマで受託研究を進めることになり、その一環として開催されたものである。
学部長挨拶の後、教員研修の高度化に資するモデル開発事業の実施報告と島根県・鳥取県の教師を対象とした「教員研修等に関する調査」の分析結果の報告があった。主にはとりまとめを担って頂いた津田先生から報告して頂いたが、「教員研修等に関する調査」については調査班として協働して取り組んできたので、登壇して報告を行った。
その内容を踏まえつつ、「大学の研修に期待すること」として、島根県教育委員会/島根県教育委員会の代表者から コメントが寄せられた。
最後の45分間で「教師が主体的に学びに必要なこと、できること」についてグループワークが行われた。それぞれグループにファシリテーター役となる担当者が入ることで充実した意見交換がなされていた。
最後に御園教師教育センター長から挨拶を頂き、閉会となった。
3月中に最終の報告書を取りまとめて、本事業の締めくくりとなる。海外研修の引率を挟むため、なかなか大変な時期に大きな仕事が入ることになった。