1/12にSIG-02研究会が名古屋大学にて開催された。午前の打ち合わせがあったため、前日の夕方に飛行機で現地に向かった。
開会前の午前中、SIG-02のコアメンバーで当日と2月の研究会、そして今後の方向性についての打ち合わせを行った。
午後からの研究会は、「授業記録の中に生きる子どもの様子」とテーマにしたものであった。
まず、名古屋大学の柴田先生から校内研修等における授業観察・授業協議の問題点と押さえるべき留意点についてミニ講演を行って頂いた。
その後、名古屋大学の坂本さんのコーディネートで、グループでの授業記録の読み合いや分節分けに関するワークショップが行われた。SIG-02のコアメンバーもグループに参加してグループでの活動に取り組んだ。
これまでも授業記録そのものは読んできたが、声に出して読むことはほとんどなかったので、グループで読み合うことの価値を感じることができた。引き続き、授業の流れをいくつかの分節に分けていったが、グループメンバーそれぞれで着目点や分け方に違いがあり、その気づきも非常に得るものが大きかった。そして、授業記録で注目すべき言葉を5つ挙げ、それが教師や児童の発言毎に出現しているかをチェックしていった。それがある場面で表れたり表れなかったりすること、分節や流れとの関係についても考えることができた。
各グループとも非常に充実した話し合いが繰り広げられ、非常に学びの多い研究会となった。
終了後、名古屋駅まで移動し、新幹線とやくもを乗り継いで23時頃に帰宅した。