11/22から12/5までバージニア・コモンウェルス大学(VCU)での海外研修の引率を担当した。
2020年度以降、コロナ関連で中断していたが、今年度から再開し、そのスタートとなるものだった。1年生から4年生まで8名の学生が参加したが、非常にモチベーションが高いメンバーであった。
ThanksgivingのためVCUが11/21から休校となったため、ワシントンD.C.で学生たちが過ごしていた。そのため、RichmondではなくワシントンD.C.に向かった。11/22の入国時には、係員が極めて少なく3時間ぐらいかかったようやく入国できた。
11/22は、夜に学生との顔合わせの会が設定されていたが、それまでは空き時間だったので、ジョージ・ワシントン大学博物館、米国科学アカデミー(写真1、2)と国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館を巡った。
11/23は、”Serious Tour”と題して、5名の学生と国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館で解説をしながら学習する機会をもった。展示で示された権利を巡る闘争と連帯を丁寧に押さえつつ、巡りながら議論していった(写真3、4)。それらを踏まえつつ、博物館や展示のあり方から、日本におけるそれらとの差異を考えてもらった。
その後、予定の決まっていなかった2名と国立アメリカ歴史博物館にも向かった。ここでも”American Democracy”のコーナーで参政権の獲得を巡る闘争等を中心に学んでいった(写真5)。
11/24の午後にAmtrakでワシントンD.C.からRichmondに移動した。ワシントンD.C.では、様々な博物館を巡ったり、ThanksgivingやBlack Fridayを経験したりと学生にとっても貴重な機会だったと思う。