2023年12月にくにびきメッセで開催される国際会議ICCE(International Conference on Computers in Education)2023の会場視察に同僚の御園先生と同行した。コロナ前に開催の企画があったようだが、来年度に現地開催とオンラインのハイブリッド型で進むことが決まっている。視察では、各会場を実際に回りながら、どのようなセッションを展開するかを相談しながら進められた。 松江市で教育関連の国際会議が開催されるということで、サポートしていきたいと考えている。
12/2は、Maggie L. Walker Governor’s Schoolの学校訪問であった。Maggie L. Walker は、実業家(銀行を設立し、頭取に就任)として財をなし、黒人の権利や生活改善のために戦った女性である。現在の学校は、裕福な層が通う進学校となっている。 日本語のクラスで午前、午後と2回、プレゼンテーションを行い、日本語でのコミュニケーションをグループでとる機会を設けて頂いた。合間はランチを生徒ととりながらのコミュニケーション、そして日本語以外の授業にも参加させて頂いた。 終了後、担当の先生に時間をとってもらい、7名の学生と米国の高等学校の授業や働き方、そしてキャリア(どういう経緯で米国の高等学校で働くことになったか)についてディスカッションする機会を設定してもらった。
課題文の一部 The past is not dead. History lives and acts upon us; even though we cannot see it, it influences us, changes us, exalts us, vilifies us, and defines us” (Wade, 2016, p. 382).
その後、2名の学生と、Virginia State Capitolに向かった。周辺が工事中だったので若干心配であったが、Capitol Tourは通常通り行われていた。ツアーガイドの職員の方が色々丁寧に説明してくれたことで学生たちも非常に学びになったことは間違いない(Jeffersonの建築やRichmondの歴史等)(写真2)。本会議場にも入れてもらうことができたので大変ありがたかった(写真3)。 Capitol Tourも貴重な機会だったが、周辺にある2つの記念碑にも出合えたことが重要だった。1つが女性の権利のために戦った人たちのThe Virginia Women’s Monumentである(写真4)。多くの銅像は、いわゆる英雄(男性)が中心となってきたが、それに隠された声を表象するものだった。もう1つは、Capitolの側にあるVirginia Civil Rights Memorial(写真5)である。これは、アメリカの公立学校における人種隔離を公式に覆したブラウン対教育委員会裁判(Brown v. Board of Education of Topeka)にまとめられるうちの1つの裁判(Dorothy E. Davis, et al. versus County School Board of Prince Edward County, Virginia)の闘争を記録するものであった。2名の学生は、ワシントンD.C.でのSerious Tourには参加できなかったが、この記念碑を通じて色々議論できるきっかけとなった。
その日の夜に、Bridge International Dinnerが行われた。様々な国から留学生が来学することから、定期的にイベントが行われており、VCU研修期間中ということで、8名の学生も参加した。私も前半だけ顔を出すつもりだったが、ディスカッションの時間があり、ほぼ最後まで残ることとなった。終了後、2名の学生と翌日の学校訪問で行うプレゼンテーションを準備を進めた。