(2024.03.22) 令和5年度島根大学学位授与式(松江キャンパス)

 3/22は、令和5年度島根大学学位授与式(松江キャンパス)であった。午前中は島根県民会館で全学の式典、午後からは専攻での学位授与式が挙行された。3名のゼミ生が無事に卒業ができたのは大変喜ばしいことである。
 なお、専攻での学位授与式の後、ミャンマーからの海外研修生の修了式をゼミで行った。特に規定されたものもないものだが、ゼミとして1年間の締めくくりを作りたいということで挙行したものである。大学院生1名、卒業生3名、そして3年ゼミ生3名が参加してくれた。この日の夕方に松江を出発し、大阪へ移動し、日曜日に無事に帰国することができた。

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(2024.03.20) ゼミ中間発表会・送る会

 毎年3月に3年ゼミ生が卒業研究で取り組む内容を発表する「ゼミ中間発表会」を開催している。送る会・新歓もセットにする形で長らく行われてきたが、今年度についてはゼミの配属が決定しておらず、送る会のみ設定することになった。ただ、4年生3名、3年生5名のスケジュール調整もなかなかうまくいかず、4年生2名と3年生1名は現地参加、3年生3名はオンライン参加(急遽1名会場で発表)という形にならざるを得なかった。3年生1名はオンラインでも都合がつかず、発表内容について録画してもらい、当日会場で視聴した。なお、大学院生と海外研修生は、中間発表会と送る会に参加してもらうことができた。
 中間発表会について、まだまだ課題もあるが、卒業研究について具体的な方向が見えたことは重要な機会だっただろう。
 送る会については、4年生2名、3年生1名、大学院生と海外研修生で大学近くのカレー店で開催した。小規模ではあったが、海外研修生の送る会でもあったので開催できたこと自体がよかったと考えている。

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(2024.03.16) 島根県立大学松江キャンパス集中講義

 島根県立大学松江キャンパスで「教育方法論(幼・小)」の集中講義5コマを3/16の一日で担当した。できれば2日に分けたいところであったが、スケジュール上この日しか取れなかったため一日開催となった。講義内容は以下の通りである。

第1回:授業の設計と計画
 カリキュラム開発や指導計画の基盤となるタイラー原理について詳細に説明した。
 そして、インストラクショナル・デザイン(ID)に関する目標設定を押さえた。

第2回:課題分析の意義と方法、教育評価
 3つの課題分析を紹介し、手順分析については実際にワークで取り組んだ。
 また、教育評価については5W1Hの視点について確認した上で、評価方法の多様性について確認した。

第3回:学習指導の方法・技術
 本時については、ハウツー的な指導ではなく、まず興味の段階性と環境の重要性、動機づけを規定する内的・外的要素について取り上げた。
 そして、ARCSモデルを紹介した上で、それぞれの下位に含まれる内容から重要となることを見つけてもらうワークに取り組んだ。

第4回:情報活用能力の育成とICT活用
 GIGAスクール構想にいたる情報教育・ICT活用の推進を概説した上で、GIGAスクール構想で求められる方向性について確認した。また、教育の情報化に関するデータから、学校現場が劇的に変わりつつあることの共通理解を図った。現在求められる情報活用能力について押さえた上で、1人1台端末での実践例からポイント等を考察してもらった。

第5回:諸外国におけるICT活用のあり方
 まず、米国におけるICT活用の実践例としてプロジェクトの活動において必要な状況の中でICTを用いる事例を紹介した。

Thinkering Studio: Supporting Self-Directed Learning

 その後、「倉敷宣言」「富山・金沢宣言」で目指されたICT活用のあり方、デジタル・シティズンシップについて共通理解を図った。前提となるシチズンシップを踏まえた上で、デジタル・シチズンシップの定義や構成要素を確認した。
 その上で、日本の情報モラル教材とデジタル・シチズンシップの教材を視聴してもらい、求められる「シティズンシップ」のあり方や教材の構成について対比的に考察してもらった


6年 10代の声・ネット上での自分自身の表現

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(2024.03.03-09) VCU研修後半

 2/5から3/9までヴァージニア・コモンウェルス大学(VCU)研修が行われ、8名の学生が参加した。前回の投稿に続く後半は、ワシントンD.C.での移動が中心だった。

3/3 
 Spring breakに入ったため、今年度もAmtrakでワシントンD.C.に向かった。
 午前に出発し、ホテルには14時前に到着した。ところが、予約に関して諸々トラブルがあり、2時間ほどかかってようやくチェックインできた。
 夜には、全員でシアターでのパフォーマンス”The Sensational Sea Mink-ettes”に行った(写真1)。それは、家族や社会、サークルで期待される姿と自己像のギャップと格闘を描いた内容だった。

3/4 
 学生たちは自由行動だったので、National Air and Space Museum(写真2)とNational Archives Museumを巡って情報収集を行った。

3/5 
 午後から2022年プログラムと同様に、”Serious Tour”と題して、5名の学生と国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館で解説をしながら学習する機会をもった(写真3)。展示で示された権利を巡る闘争と連帯を丁寧に押さえつつ、巡りながら議論していった。それらを踏まえつつ、博物館や展示のあり方から、日本におけるそれらとの差異を考えてもらった。 夜は、全員でディナーに向かった。学生同士だとファストフード等になりがちなので、良い機会になったようだった。

3/6 
 本日も学生たちは自由行動だったが、メールで研究関連の訪問先についてうまく調整が取れていると考えていた(写真4)。ところが、公式のメールとご本人のメールの同報ではなく、公式のアドレスに届いていたため、残念ながら現地での訪問が叶わなかった(後日オンラインで情報収集)。

3/7
 午後からRichmondへ移動だったが、若干時間があったので、2時間ほど2箇所を回ってホテルに戻った。
 Amtrakの遅延、ホテルで学生が預けていた荷物のトラブル等があったが、何とか出発の段取りはできた。

3/8-3/9
 4時ホテル発でRichmond空港に移動し、シカゴのトランジット、そして成田空港へ3/9に到着した。順調につながり、最終の羽田発の米子空港着でこちらに戻ることができた。

 前回プログラムでは、寒さで体調を崩すことがあったが、滞在期間中万全の体調で臨むことができた。若干のトラブルを除いては、おおむね順調に終えることができたと言えるだろう。

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(2024.02.26-03.02) VCU研修前半

 2/5から3/9までヴァージニア・コモンウェルス大学(VCU)研修が行われ、8名の学生が参加した。教育学部生4名、教職大学院生1名、そして他学部生3名で構成されるメンバーだった。例年通り、3分の2を香川先生が担当し、残り期間を私が担当する流れであった。私は、2/26に日本を出発し、現地に2/26に到着した。2/27からのプログラムに参加したが、まず前半の内容について紹介する。

2/27 
 午前中は、Teacher education 210とEducational Studies 202のクラスが設定されていた。
 前者は全員参加で後者は希望者が参加だった。前者は心理学的な視点から教育実践を問うもので「ステレオタイプ」がテーマであった。後者は、学生たちの教育に関するグループプレゼンであった。これらは、カリキュラムの概念的にフレームワークに基づくものだと言えよう。
 この日の午後のランチで顔合わせを行い、それぞれの学びについて話してもらった。
 夕方からは、 Black and Abroad: Global Citizenship Panelが設定されていたが、こちらは私だけが参加した。海外留学体験についてプレゼンし、それについてのパネルディスカッションであった。その後開催された国際交流イベントであるBridges International Dinnerには、5名の学生が参加した。

2/28
 Pace Centerのランチイベントが開催され、5名の学生が参加した。
 その後、Principles of Community Engagementの授業であったが、貧困国に対する海外支援を問い直す内容であった。
 夕方から学生主体のプログラムであるEmerging Leaders Programに参加した。グループでゲーム等を行いながら交流を深める内容だった(写真2)。

2/29
 午前中は、火曜日と同様Teacher education 210とEducational Studies 202のクラスが設定されていた。内容は、継続したものだった本日で、Spring break前最後の授業であった。
 夕方からPace Centerのキッチンを借りて、VCU学生とのFarewell Partyの準備を行った。おにぎり、みそ汁などの日本食を振る舞った(オンライン会議のため最初の方で中座)。

3/1
 学校訪問として現地の公立小学校のほぼ一日の参観した。2年生と5年生のクラスにわかれて、生活リズムや授業、ランチなどを共に過ごしながら様々な視点を得る機会になった。5年生は主にMath(写真3)、2年生はLanguage Artsの内容であった。

3/2
 土曜日でオフだったので、Science Museum、VMHC、VMFAを回って、様々な情報収集を行った。

 

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(2024.02.19-20) 島根県立大学松江キャンパス集中講義

 島根県立大学松江キャンパスで「教育方法学」の集中講義を2/19、20の2日間担当した。
 主な内容は以下の通りである。

2/19
第1回:教授・学習の原理と構造1
 3つの学習観(行動主義、認知主義、(社会的)構成主義)を押さえた上で、そのうち行動主義と認知主義について取り上げた。
 客観的に観察可能な「行動」に焦点を当てる行動主義の基本的な考え方を紹介した上で、オペラント条件づけを動画を交えながら確認した。スキナーは、それを人間の学習に応用し、プログラム学習を提唱したことを押さえた上で、e-learning等にも現在応用されていることを紹介した。
 人間の情報処理過程に着目する認知主義については、スキーマとスクリプト、熟達(エキスパート/ノービス)というキーワードについて、事例を踏まえながら確認していった。

第2回:教授・学習の原理と構造2
 構成主義に説明した上で、特に社会的構成主義を取り上げた。最近接発達領域、足場かけ、正統的周辺参加の3つを主に取り上げ、学習における他者の必要性と共同体の重要性について確認した。
 それから、外発的動機づけ/内発的動機づけと興味の重要性について確認した。

2/20
第3回:教授・学習の形態と様式
 本時では、「真正の評価」を主に取り上げた。まず、「真正」とは何か、どのような評価のあり方が批判されてきたのかを確認した。そして、職場に埋め込まれた学習として、ある職場紹介の動画から、各教科等の内容を読み取ってもらった。また、プロジェクト・ベース学習の事例としては、『パワフル・ラーニング』にも掲載されているウォータービルにおけるサバクツノトカゲの調査に関するものを紹介した。
 ARCSモデルについては、解説を行った上で、それぞれの下位に含まれる内容から重要となることを見つけてもらうワークに取り組んだ。

第4回:情報活用能力の育成とICT活用
 GIGAスクール構想にいたる情報教育・ICT活用の推進を概説した上で、GIGAスクール構想で求められる方向性について確認した。また、教育の情報化に関するデータから、学校現場が劇的に変わりつつあることの共通理解を図った。現在求められる情報活用能力について押さえた上で、1人1台端末での実践例からポイント等を考察してもらった。

第5回:諸外国におけるICT活用のあり方
 まず、米国におけるICT活用の実践例としてプロジェクトの活動において必要な状況の中でICTを用いる事例を紹介した。

Thinkering Studio: Supporting Self-Directed Learning

 その後、「倉敷宣言」「富山・金沢宣言」で目指されたICT活用のあり方、デジタル・シティズンシップについて共通理解を図った。前提となるシチズンシップを踏まえた上で、デジタル・シチズンシップの定義や構成要素を確認した。
 その上で、日本の情報モラル教材とデジタル・シチズンシップの教材を視聴してもらい、求められる「シティズンシップ」のあり方や教材の構成について対比的に考察してもらった


6年 10代の声・ネット上での自分自身の表現

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(2024.02.17) シンポジウム「これからの教師の主体的な学びについて共に考える―地方国立大学による研修機会の創出―」

 2/17の午前中、くにびきメッセにて、シンポジウム「これからの教師の主体的な学びについて共に考える―地方国立大学による研修機会の創出―」が開催された。今年度、文部科学省「教員研修の高度化に資するモデル開発事業」について、「バランスの取れた資質能⼒を向上する教師の学びのモデルの確⽴―地⽅圏に所在する⼤学による研修機会の創出―」というテーマで受託研究を進めることになり、その一環として開催されたものである。

 学部長挨拶の後、教員研修の高度化に資するモデル開発事業の実施報告と島根県・鳥取県の教師を対象とした「教員研修等に関する調査」の分析結果の報告があった。主にはとりまとめを担って頂いた津田先生から報告して頂いたが、「教員研修等に関する調査」については調査班として協働して取り組んできたので、登壇して報告を行った。

 その内容を踏まえつつ、「大学の研修に期待すること」として、島根県教育委員会/島根県教育委員会の代表者から コメントが寄せられた。
 最後の45分間で「教師が主体的に学びに必要なこと、できること」についてグループワークが行われた。それぞれグループにファシリテーター役となる担当者が入ることで充実した意見交換がなされていた。
 最後に御園教師教育センター長から挨拶を頂き、閉会となった。

 3月中に最終の報告書を取りまとめて、本事業の締めくくりとなる。海外研修の引率を挟むため、なかなか大変な時期に大きな仕事が入ることになった。

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(2024.02.10) 卒業論文発表会

 2/10の午後から専攻の卒業論文発表会が開催された。昨年度はオンライン開催であったが、今年度は対面開催で実現ができた。毎年のことだが、3名のゼミ生については冒頭見に行くだけで、口頭試問で聞いていない他ゼミ生の発表を回った。ゼミ生については、それぞれ提案性のある研究になったと言えるので、色々と参加者とのコミュニケーションが起こっていたようであった。

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(2024.02.02, 07, 09) テューター活動事後指導

 小学校教育専攻の3・4年生で選抜されたテューターが前期の初等教育実践基礎Bと後期の初等教育実践基礎Cという論文講読のレポート執筆にあたって個別のサポートを行ってもらっている。今年度も、スケジュールが上手く調整できず、3回にわけて開催することになった。
 まず、グループに分かれてもらい、主に後期の活動について振り返りを行ってもらった。その後、1人1人が全体について報告するという形をとった。執筆者の考えを尊重しながら協働するスタンスをテューター1人1人がとっていることが改めて確認でき、非常に充実した活動して展開できていたことが分かった。ただ、前年度よりもテューターの相談回数が減るようなカリキュラムとなったことから、後期で担当があまりできなかった学生もいたのでバランスを検討することも必要だったかもしれない。

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(2024.1.25) 山陰教師教育コンソーシアム連携協力推進協議会

 山陰教師教育コンソーシアム連携協力推進協議会が1/25に開催されたが、当初対面開催だったが、荒天による交通状況の問題から急遽オンライン開催となった。
 院生による研究発表、教員養成の課題等、内容が盛りだくさんの会であったが、私からは来年度以降のカリキュラムの概要と特別支援教育に関する全国的な動向と本学部での取り組みについて紹介させて頂いた。

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